「予備校に通うリスク」【塾講師が「予備校って何がいいの?」を分析してみた vol.3-2 】

From ナカジ 大学受験をするに当たって考えること。 塾・予備校に入る? 通信教育や独学でなんとかする? まあ手段はいろいろあるわけなんだが、 ・・・実際のとこ、どうなの? っていうのが気になった。 


  「予備校って何がいいの?」を分析してみた。【大学受験】 



vol.3 予備校に行くメリットとリスク


前まで 

予備校に行くのが当たり前 

みたいな話をしていたが、 


ほぼ独学で国公立にいけた俺からすると 

「予備校って何がいいの?」 

っていう懐疑的な気持ちもある。 


予備校が悪い! 

って言いたいんじゃなくて 

予備校いってもうまく活用できないと 

かなりもったいない!

ということが言いたいのだ。 


まあそれがこの連載コラムを書いた 

きっかけではあるのだが 

今回はその真髄に迫っていく。  




前回は

vol.3-1 予備校に通うメリット


前回のまとめ

  1. 勉強のペースメイクをしてもらえる
  2. 質問できる環境がある
  3. 勉強場所を確保できる 


うん、

授業以外にもやっぱりお金をかけるだけの価値は予備校にあるみたい。


じゃあ、

なんで予備校に通っても成果が出ない人たちがいるのだろう。


まぁ一言で言ってしまうと

「予備校を活用できていない」

「自分がしっかりしていない」

からなんだけど、


「予備校をうまく活用する」ために

予備校に行くことで陥りやすいパターンをいくつか紹介する。


今回は

vol.3-2 予備校に通うことによるリスク


まず最初に結論から


  1. 授業を受けただけで勉強した気になる
  2. 自分が今やらなければいけない勉強ができない可能性がある 
  3. 自立学習の仕方を教えてくれない

1. 授業を受けただけで勉強した気になる


これはなんとなくわかるかもね


予備校には、その道のプロがいる。

受験勉強を教えるスペシャリストで授業もめちゃくちゃ面白い。

やっててワクワクするし、学びもとても多い。


それ自体は悪いことではないが、ここで危険なのは

「それで満足してしまう」可能性があることだ。


授業でわかりやすい解説を聞いて

あたかも自分が溶けるような錯覚になってしまう。


毎週授業を受けるだけで

頭がよくなっているような感じがする。



わかると思うけど、それだけじゃだめだよね。


今週の金曜に更新しようと思うが、

習得には段階がある。


「わかる」状態と「できる」状態は全然違う。


解説を聞く、授業を受けるだけで問題が解ける人なんて

全体の5%もいないだろう。

詳しくは上の記事をみてもらえばいいが、

記憶は外に出さなければ定着しない。

つまり、「解く」ことをしなければ定着しない。ということだ。


正直、日本の大学受験はまだ「暗記」がメインなので、

「定着させるために解く」ことをしてほしい。



2. 自分が今やらなければいけない勉強ができない可能性がある 


受験勉強は人それぞれだ。

当たり前だが、人によって学力や得意分野・目指す志望校は違う。


本来は人それぞれの勉強が必要で、

人それぞれの目標から逆算することが必要だ。


ただ、仕方のないことだが、大手予備校はそれができない。

ひたすらにその予備校が考える「レール」を作り、生徒を乗せて行くことを考える。


まぁでも仕方ない。それが一番効率がいいから。

日本の教育もそうだよね。大きい規模になるとそうせざるを得ない。というのは、今なら俺はよくわかる。


ただここで注意しなければならないのは、

「それがあなたにとっての最善とはならない」ということ。


大きい規模であるがゆえに、「全員の妥協点を探す」ということだからだ。


だから、あなたは自分の目標設定をしっかりたて、

スキマ時間でそれをカバーする必要がある。


実際、受験がうまくいった人はそれをしっかりと把握し、実行できていたように思う。


だから、予備校に行く・もしくは行っている人は、

自分の苦手を把握し、予備校の授業をうまく調整する必要がある。


そして、自分でできるところは自分でやることが必要である。



ここにそのエッセンスはあるので、ぜひ活用してほしい。




3. 自立学習の仕方を教えてくれない


これまた議論を呼びそうではあるが、ここにも予備校の特性が見える。


予備校は人を集めたい。効率的に。

そして、長く居てもらいたい。


そのために何をするか。

「年間でスケジュールを組む」

ことをする。


長く居て、多くお金を落としてくれれば、予備校は潤う。

それをするために、直接的に上がる方法を伝授することは基本的にできないことが多い。


だって伝授しちゃえば、それだけもらって離れて行く人も少なからずいるからね。


特に大手であれば、

人対人の関わりが薄くなりがちなので

あまりそこのハードルは高くないかもしれないし、

離れる割合が少なくても大手であれば損失は大きくなる。


生きて行く上で「自立」は必要だよね。

でもむやみやたらに独り立ちさせてくれない。

少なくとも、そこを援助することはしない。

だって得がないからね。


意図を持ってそういう考え方を教えないというよりは

(予備校側からすると)別にいらないからいいんじゃねって感じなんだと思う。



まとめ:予備校に通うことによるリスク


  1. 授業を受けただけで勉強した気になる
  2. 自分が今やらなければいけない勉強ができない可能性がある 
  3. 本当に偏差値が上がる勉強法や戦略の立て方を教えてくれない



それぞれの企業には、それぞれの考えがある。

それをしっかり読むことが重要。

それが「本質的思考」


そしてしっかりと進んで行かなければならない。

そのためにしっかり道筋を描いて進むことが必要。

それが「目標設定」だったり、「考え方」


コンテンツが充実してきて、つながりが出てきたね。

たくさん行動して、たくさん振り返りをしよう。



ではまた。


ナカジ


Nakaji Magazine 「一生ものの大学受験」

がむしゃらな勉強だけでは大学は受からない。その先もうまくいかない。ここでは大学受験だけでなく、社会に出ても必要な考え方を身につける支援をしています。

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